株式会社エレファントストーン 様
営業
株式会社エレファントストーン
株式会社エレファントストーンは、2011年に設立し「象る、磨く、輝かせる。」をコーポレートスローガンに掲げ、映像を通じて人や企業、街の誇りを創る映像制作会社です。多様化する映像制作ニーズにお答えするため、価格帯や制作方法が異なる複数のサービスを展開し、全面的にお客様の映像活用をサポートします。
営業力の強化を実現する映像作品ライブラリーの構築
-作品の魅力を伝えるデータベースの構築による受注件数の拡大-
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商談時に類似案件の実績映像を即座に紹介
同社は映像制作会社として年間1200本以上の制作を行なっており、受注前段階では同社のプロデューサーが動画の企画考案や営業活動など商談を行います。営業戦略として商談時に顧客のニーズに合わせて類似案件を紹介したり、実績を紹介することが重要であると考え、CIERTOで映像ライブラリーを構築しました。CIERTOを活用し案件に合わせて必要な映像を検索し、その場で紹介することが可能となり受注案件数のアップに成功しています。
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作品データベース構築による検索時間の大幅短縮
以前は別サービスを使用してライブラリーを構築していましたが、データベース機能と検索機能が弱く、膨大にある制作実績の中から目的の映像を探すのに時間がかかるといった課題がありました。CIERTOは属性情報を管理する機能に優れており、業界や映像タイプ、作品規模など自由に情報を付与することができるためコンテンツの検索時間が大幅に短縮されました。使い勝手が格段にあがったことでコンテンツの活用シーンの増加や利用者の満足度の向上につながっています。
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低解像度データの自動生成による作業の省力化
映像データは容量が大きいため、オリジナル映像の制作完了後に閲覧用として低解像度データ(プロキシ)を都度ディレクターが作成していました。CIERTOでは映像データをアップロードするだけで自動的にプロキシデータが生成されるため、これまで発生していたプロキシ作成作業がゼロになり年間100時間以上の削減につながっています。事務的な作業から解放され、映像制作の品質向上や企画面・内容面を充実させるための時間を確保することができています。
導入の背景 | 担当者様インタビュー
現場からの不満がなくなり、新たなサービス展開も可能となりました
2011年4月の創業以降、多くのクライアントの映像制作を行っており、年間での制作本数は前年比で約20%~30%増加しています。弊社では、CIERTO導入前も別サービスで作品データベースを構築していましたが、現場からは「UIがわかりづらい」「検索機能が弱く目的のファイルにたどり着かない」など改善要望も多く、2021年にCIERTOに切り替えました。CIERTOは、ディレクターやプロデューサーなど現場からも使いやすくなったとシステムが好評なだけでなく、画像変換を用いた資料作成など想定していなかった業務改善も進み、会社として非常に満足しています。またロゴ/サービス名変更できることで自社の営業ツールとして活用できる点も魅力的に感じており、今後はCIERTOを活用してクライアントのコンテンツ管理などの有償サービスの展開につなげたいと考えています。
活用方法
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多様な属性情報による検索の効率化が提案力の強化へ
クライアントに提案を行う際、要望のあった映像を即座に検索し円滑に紹介を行えるために、CIERTOで作品データベースを構築しています。CIERTOでの属性情報管理は、単純なテキスト入力形式だけでなく、セレクト形式やチェックボックス形式など運用に合わせた入力方法を管理者画面で自由に設計可能です。「クライアントの業界」「映像の種類」「展開先の媒体」など全ての動画に属性情報を付与し、誰もが簡単に映像を検索することが可能になりました。またコンセプトやこだわり等を属性情報として登録することで、自分が携わっていない案件の紹介もできるようになり、提案力の強化へもつながっています。
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プロキシによるストレージコストの大幅削減
映像作品のライブラリーを進める同社にとって、大容量の映像ファイルを格納する為にストレージのコストが高額になってしまう点が大きな課題でした。CIERTOは付与した属性情報とプロキシ映像を保持したまま、オリジナルデータのみを削除することで使用ストレージを大幅に抑えることが可能です。また、オリジナルデータが削除されていてもゲストURLを発行し、プロキシ映像をプロキシ映像を関係者と共有することが可能です。本機能を活用することで、ストレージコストの大幅削減を実現すると同時に、クライアントに対してデータをいつでも共有することができる環境を整備しました。
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静止画出力とコレクションによるコンテ資料作成の効率化
映像制作を行う際、ディレクターは素材映像から画像を切り抜きコンテと呼ばれる作品イメージと説明文章をまとめた資料を作成します。CIERTOでは映像ファイルから任意のシーンを指定して静止画出力が可能なため、画像切り抜き作業の手間がなくなり、資料作成を効率化できました。また、CIERTOはよく使うファイルをコレクションというお気に入りに集約することが可能なため、毎回検索を行う必要はありません。これにより顧客提案で活用する映像を業界別やカテゴリー別でコレクションに集め、プロデューサーが即座に顧客に紹介できる環境を構築することができました。
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ゲスト共有による顧客とのコミュニケーションの円滑化
顧客へデータを納品するまでの過程では、提案時や制作途中、さらには最終データの完成時など多くのタイミングで顧客へデータを共有する作業が発生します。年間1200本以上の映像制作を行う同社では、その業務だけで膨大な時間を要します。CIERTOでは、事前にユーザ登録がないゲストとのファイル共有も非常に簡単に行うことが可能です。ファイル共有用のURLを受け取ったゲストは、ダウンロード不要でブラウザ上で映像データを再生することができます。このゲスト共有機能を活用することが、顧客との制作コミュニケーションを円滑にし生産性向上及び顧客の満足度向上に繋がっています。
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「CIERTO」は日本国内における実績と先進性を評価され、総務省が支援する「ASPICクラウドアワード」において2019年に総合グランプリ、2024年には「CIERTO PIM」が準グランプリを受賞しています。現在「CIERTO」は、業種や業界を問わず、事業活動において媒体・コンテンツを活用する多くの企業のDX推進を支援する革新的なソリューションとして、幅広く導入されています。最先端AI機能やクラウドストレージ連携、オンラインコミュニケーションなど最新技術をいち早く取り入れ、進化し続けるDXソリューションです。