株式会社FOX 様
経営戦略推進本部
営業本部
株式会社FOX
株式会社FOXは、ブランディングとプロモーションを軸に、海外製品を日本国内マーケットへ展開しています。スマートフォン、タブレット関連のケース、アクセサリーやIoT製品を世界中から厳選し、お客様のライフスタイルに「驚き」や「ワクワク」というエッセンスをプラスした提案をコンセプトに進めています。輸入販売代理店としてだけでなく、海外メーカーの日本進出サポート、国内メーカーの販路拡大のサポートや商品開発のコンサルティング業務など、商品からサービスの開発まで幅広い領域で活動しています。
300項目以上の商品情報の一元管理と共有による全社的な営業/販売体制の最適化
- 自社ECや直営店舗、取引先量販店を巻き込んだコンテンツ共有体制の構築 -
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商品情報の一元管理により最新情報を素早く確認
同社では、「BlackBerry」で有名なスマホや、ガジェット、IoT製品などを販売しています。商品情報は非常に多く、合計すると300種類以上あります。以前使用していたDropboxでは、商品情報はファイルと紐づけて登録すことができず、商品画像/動画の管理とは分断されている状態でした。CIERTOは複雑な商品情報も画像や動画と共に一元管理できるため、商品に関する全てのコンテンツを素早く把握することが可能になりました。
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柔軟な検索による画像/動画検索の高速化
一つの商品に対して、説明用の動画や色違いの画像/拡大画像など様々データが存在します。以前使用していたDropboxでは商品情報をキーにした検索ができなかったため、大量のデータの中から必要な画像や動画をすぐに見つけることが困難でした。CIERTOの導入により、画像や動画に紐づいているJANコード等のユニークな商品情報で検索することが可能になりました。これにより、誰もが必要なコンテンツを即座に検索・活用できる環境が整いました。
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画像の自動変換による各部門のデータ活用の促進
同社が展開している販路は、直営店舗、自社ECやアマゾン、楽天などの外部EC、キャリアショップ、量販店など多岐にわたります。こうした販路へ画像を提供する際は用途に応じて画像を加工/最適化する必要があり、多い時で月間約1500点の画像加工が必要です。CIERTOは利用者が直接画像のファイル形式やサイズを変換してダウンロードすることが可能なため、マーケティング、営業活動が大幅に効率化されています。
導入の背景 | 担当者様インタビュー
商品情報の管理のしやすさ、そして高い拡張性がポイントでした
FOXの商品情報の項目は非常に多く、商品情報(JANコード、仕入先、発売日)、商品サイズ(重さ、パッケージサイズ等)といった基本情報から、スマホであればバッテリー詳細等、カテゴリーやブランド特有の情報もあります。CIERTOは、安価であるにも関わらず、ブランドや商品ごとに異なる大量の商品情報を一つのシステムでわかりやすく管理できるので助かっています。現在は商品情報や画像データの管理体制が確立されてきたので、今後はID不要でのデータ閲覧・共有機能を利用したプレス/量販店への情報提供を考えています。また、APIを活用したECサイトへの画像/情報連携など、さらなる拡張が見込めると思います。また、在宅勤務なども推進しているため、Webサイトやパンフレット制作工程におけるオンライン修正指示・承認・進行管理機能も活用していきたいと思っています。
BlackBerry
FILAのスマホケース
活用方法
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各ブランドや製品カテゴリーに最適な商品管理
以前利用していたDropboxは商品画像に対して商品情報を紐づけして登録することができませんでした。CIERTOは、商品情報の項目を管理者画面で簡単に作成できます。さらにこの商品情報項目をグループ化(テンプレート化)し、各ブランドや製品カテゴリーに応じて最適な商品情報を適用することができます。新しい商品を取り扱う際にも我々で自由にカスタムできるため開発の必要が無く、様々なジャンルの商品管理ができる点が非常に便利です。現在では、アイテムごとに異なる300項目以上の商品情報管理をCIERTOで実現しています。
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会社の中核となるデータ管理プラットフォーム
同社の様々な部署でCIERTOが利用されています。データの登録を行う部署としては、海外交渉部(商品MD)が海外メーカーから提供された商品画像や商品情報の登録を行います。データを活用する部署としては、営業本部が提案資料用に、Web事業部が自社/外部ECサイト登録用に画像、商品情報の検索/取得を行います。EC以外の販路としては、量販店や自社店舗のスタッフが商品紹介動画や詳細情報の確認をします。また、カスタマーサポート部でも利用されており、顧客の問い合わせを受けて即座に該当の製品スペックや画像を検索できる為、顧客対応速度が大きく向上しています。
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月10,000点以上の画像検索・取得を効率化
同社は販路が多いため、各担当が必要な情報を素早く検索できることはとても重要です。CIERTOでは、商品情報と商品画像を一元管理でき、直接担当者が商品番号等のユニークな情報で素早く画像を検索できるため、多い月で10000ファイル分発生する画像の検索・取得作業を効率化できています。これまでは各担当者が自らデータを見つけることが困難だったため、商品MDを介した照会依頼が発生し場合によっては確認に半日以上かかることもありました。CIERTOにより利用者が直接検索できるため、待ち時間/対応時間が15%~30%程削減できています。
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画像変換の自動化によるコンテンツ流用の効率化
営業部やEC事業部などの各部署が画像を流用する際、以前はAdobeのアプリケーションを持っている別部署の担当者に、PNGから低解像度のJPEG等にファイル変換を依頼する必要がありました。そのため、画像を流用する度に依頼者と依頼元の双方の余剰作業が発生してしまいスピーディーな営業、マーケティング活動が困難でした。CIERTOではコンテンツを流用する担当者自身が、商品画像をすぐに検索しトリミング、サイズ変換を行ってダウンロードができるため、営業の提案活動やEC展開のスピードが大きく向上しています。
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「CIERTO」は日本国内における実績と先進性を評価され、総務省が支援する「ASPICクラウドアワード」において2019年に総合グランプリ、2024年には「CIERTO PIM」が準グランプリを受賞しています。現在「CIERTO」は、業種や業界を問わず、事業活動において媒体・コンテンツを活用する多くの企業のDX推進を支援する革新的なソリューションとして、幅広く導入されています。最先端AI機能やクラウドストレージ連携、オンラインコミュニケーションなど最新技術をいち早く取り入れ、進化し続けるDXソリューションです。