株式会社マウスコンピューター 様
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営業部門
EC部門
製品開発部門
株式会社マウスコンピューター
株式会社マウスコンピューターはパーソナルコンピュータおよび周辺機器の開発、製造、販売を行う、日本におけるBTOパソコンメーカーのリーディングカンパニーです。国内製造ならではの高品質かつリーズナブルなパソコンを長野県飯山工場で生産し、お客様のニーズにあわせてカスタマイズしたパソコンを提供しています。
70種類にわたる製品情報/販促関連ファイル統合管理(PIM/DAM)
- 制作室における業務効率化と営業活動支援による売上拡大を実現 -
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販促・営業活動、EC運営のハブとなるCIERTO PIM
同社では、70種類にわたるPC及び周辺機器の製造販売を行っています。これまでは、開発部門、営業部門のシステムやCIERTO DAM(販促関連ファイル管理)に製品情報が点在していましたが、CIERTO PIMの導入により、製品に関連するあらゆる情報を統合管理することができました。同システムを情報取得のハブとして販促・営業活動、EC運営行うことで、企業資産となる製品情報の活用促進に繋がり、売上拡大を支援しています。
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製品情報の検索時間を月間322時間短縮
CIERTO PIMの柔軟な検索機能は、通常のファイル名検索に加えて、製品に関連するブランド名や型番でのメタ検索、製品仕様などのドキュメント全文検索、製品写真やブランドロゴ、製品販促資料などの関連ファイルも全て検索の対象になります。CIERTO DAMでは実現できていなかった製品軸での情報、コンテンツの検索が可能になったことで、制作室やECサイト部門、営業部門における製品情報の検索時間を月間322時間短縮しています。
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コンテンツ活用におけるガイドラインの徹底
コンテンツ共有の必要性が高まる一方で、同社では発売前の製品情報やタレント画像など利用ルールが厳格なコンテンツを多く所有しています。CIERTO PIM導入により、コンテンツに対するアクセスをシステム側でコントロールすることが可能になりデータの不正利用や期限が超過したデータの流出防止等のガイドラインがシステム化されました。さらにシステムへの不正アクセスを防ぐため、IPアドレス制御によるセキュリティマネジメントも実現しています。
導入の背景 | 担当者様インタビュー
市場への正確でスピーディーな製品情報・コンテンツ提供を実現するCIERTO
同社では、企業の拡大に伴い急増した販促関連ファイルの管理・共有・活用体制の構築を目的に2019年9月にCIERTO DAMを導入しました。CIERTO DAMは、動作も軽快で大容量のAdobeファイルもサムネイル付きで共有できるため、テレワーク時でも生産性を落とさずに業務を遂行することができ会社全体のパフォーマンス向上につながっています。そして、CIERTO DAMにPIM(製品情報管理)の機能が搭載されたという紹介を受けたことをきっかけに、ECサイト運営や営業活動支援の観点でさらなる業務改善が図れると考え、2022年4月にCIERTO PIMを追加導入しました。ECモールや量販店、法人顧客など将来的に販路がさらに広がった際にも、製品情報の品質と提供スピードを落とさない業務基盤を構築できたと感じています。
マウスブランドの製品紹介
パーソナルコンピューター及び周辺機器
活用方法
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利用者の目的に合わせた柔軟なシステム活用
CIERTO PIMでは、製品の基本情報から製品写真、プロモーション動画、制作物等の情報・コンテンツや、図面や取扱説明書など外部システムで管理されている関連資料まで、製品に紐づくあらゆる情報を統合管理しています。また、CIERTO DAMでは、ファイル単位での情報管理が可能なため、コンテンツの特性に合わせてカタログやブランドコンテンツ、タレントを使用した制作物などを管理しています。CIERTOは利用者の目的に合わせて、PIM・DAMどちらからもアクセスできるため、シーンに合わせた最適な業務フローを各部門に提供できています。
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PIM・DAMが密接に連動することでの効果最大化
DAMに格納されている製品写真を中心としたコンテンツは、PIMで管理された製品情報と手動で紐付けることはもちろん、製品の型番や製品名等の属性情報とファイル名ルールを条件に自動で紐づけることも可能です。これにより、製品情報を活用する際に、製品に関するテキスト情報とビジュアルとなるコンテンツを都度照らし合わせる作業が不要になっています。DAMで生成されたファイルプレビューはPIM画面でも確認できるため、CIERTO PIMのインターフェイスから製品に関する情報・コンテンツを閲覧しシームレスに活用することが可能になっています。
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制作室の生産性向上と営業活動・EC運営の最適化
営業やEC担当は、システム上で画像のトリミング/サイズ変換や動画コンテンツのトランスコードができるため、豊富なコンテンツを即座に提案書や販売店のECサイトに使用できるようになっています。システム導入前は1件につき20分ほどかかる制作部へのデータ共有依頼が月間20件発生していましたが、現在依頼件数が「ほぼ0件」になりました。これにより、制作室は本来やるべきクリエイティブ業務に専念する事が可能になり制作業務の生産性向上に繋がっています。同時に、営業やEC担当は目的に合わせたサイズやフォーマットでコンテンツを入手可能になり営業活動・EC運営の最適化を実現しています。
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CMの増加に伴う版権管理のDX
販促活動におけるCM展開の重要性が大きくなり、同社が所有する版権管理を必要とする動画コンテンツも増えています。システムを活用することでタレント画像の使用期間や新製品の情報解禁日などの情報に合わせてウォーターマーク表示やコンテンツのダウンロード制御を自動化する事が可能になりました。制御を行うことで「データの種類によっては勝手に使用することで問題になる」という認識が各部署に広まり抑止力となる副次的効果も出ています。この様にCIERTO DAMでは一目で使用可否がわかる適切な版権管理とコンテンツの誤使用を防止するワークフローのシステム化が実現し版権管理のDXへと発展しています。
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