Pressrelease
プレスリリース
2008年01月18日
VPJ、『ターボサーバーX』をリリース
PAGE2008にて発表 Adobe CS3環境とPDFワークフローへの連携を強化した新世代ワークフローを提案
株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(略称:VPJ、本社:東京都渋谷区、代表取締役:三村博明)は同社の主力製品「ターボサーバー」の新しいバージョンとなる「ターボサーバーX(テン)」をリリースしました。PAGE2008にて発表します。来場者に向けてターボサーバーXのプレゼンテーションを会期中15:00よりVPJブース内のステージにて実施します。 「ターボサーバー」は印刷・広告・出版業界を中心に国内で300台以上の納入実績を持つワークフローサーバーです。導入企業におけるプリプレスワークフローの中核システムとして採用されています。現行の「ターボサーバーV8」から今回の「X(テン)」へのバージョンアップにより、今後DTP制作環境において主流となるAdobeCS3制作環境への連携が強化されます。またAdobePDFサーバーとの連携によりサーバベースPDF作成ワークフローをサポートします。主なポイントは下記の通りです。
・XMPへの対応/AdobeCS3環境との連携強化
XMPをサポートするAdobeCSアプリケーションやAdobeBridgeで属性情報を付加されたファイルがターボサーバーに保存されると付加された属性情報はターボサーバーのデータベースにメタ情報として登録されます。従って、制作作業者がファイルへ付加した情報をAdobeCSアプリケーションの無い営業担当者や顧客がWebブラウザから確認可能です。またターボサーバーのデータベースとAdobeCSアプリケーション及びAdobeBridgeの属性情報は双方向に連動します。これによりブラウザ上から訂正したターボサーバーの属性情報は即座に現場作業者のアプリケーションに反映されます。XMPではファイルに付加する属性情報は用途に応じ自由に設定できるので、柔軟性の高いワークフローの構築が可能となります。
・AdobePDFサーバと連携する標準PDFワークフローの構築
AdobePDFサーバと連携しサーバベースで標準PDFファイルの作成が可能になりました。ターボサーバー上のホットフォルダへファイルを保存するとAdobePDFサーバへ転送されます。AdobePDFサーバは正確な印刷を行える標準PDFファイルをターボサーバーの任意のフォルダへ書き出します。これにより制作ワークフローにおいてPDF作成ルールの標準化が可能になります。制作端末のPDF作成設定に依存することはありません。また社内のみならず外部からファイルをアップロードし標準PDFを作成したり、ターボサーバー上に書き出されたファイルをインターネット経由で外部に受け渡すリモートワークフローに対応します。
・新 アクション・トリガー機能
データベース情報の変化をトリガーとして予め設定されたファイル処理を実行する「アクション機能」が強化されました。新アクションはデータベース情報のトリガーだけではなくターボサーバーへのファイル保存やダウンロードなどにも対応します。例えば外部からターボサーバーへからデータが入稿・保存されたりダウンロードされるとアクションとして関係者にメールが通知するようなワークフローの構築が可能になります。またファイルがターボサーバーに保存されると日時が自動的に入力されるなど、データベースの自動入力に対応しております。
・クロスメディア展開へ向けたPNG、RAW、Flashファイルのプレビュー
WebブラウザからのPNG、Flash、RAWファイルのプレビューに対応しました。Web媒体が増加するなか多くのサイトで素材として使用されるPNG、Flashファイルのプレビューに対応しました。FlashデータはWebブラウザ上でのプレビュー・再生に対応します。Web制作における素材の管理に最適です。またRAWデータのプレビューにも対応しました。デジカメ入稿が増加するなか、RAWデータの管理のニーズも高まり撮影画像の管理や掲載指示に活用が可能です。
・AdobeInDesignCS3によるリモート制作ワークフロー
ターボサーバーに管理された画像をインターネット経由でローカルのInDesighファイルへのレイアウトが可能になりました。Webブラウザからプレビューで閲覧しながらドラッグ&ドロップの簡単な操作で作業が可能です。外注事業者へ画像を公開しレイアウト作業を行わせるなど、リモート制作ワークフローへ活用可能です。この際、粗画像を使用するため、オリジナル画像流出のリスクが回避されます。またデータ容量も軽くなっているためインターネット経由でも軽快にダウンロードする事が可能です。ターボサーバーへInDesignファイルをアップロードすると配置された粗画像はオリジナル画像へ自動ですり替えられます。
- 関連情報:ターボサーバー
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ターボサーバーは、紙面・写真・イラスト・音声・動画など企業が持つデジタル資産を中核に、情報統合と制作プロセスの集約を実現する統合型ワークフローサーバーです。効果的なコンテンツ管理・編集・制作環境の構築により制作ワークフローを効率化し、様々な媒体に向けた配信と情報統合をサポートします。印刷・出版業界における媒体制作の効率化から多メディア配信・情報統合前サポートし、生産性向上とコスト削減を強力に支援します。
- 関連情報:株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン会社概要
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1994年の創業以来、デジタルアセットマネジメント(DAM)を中核に「媒体・コンテンツの制作・管理・配信を支援するDX(IT)ソリューション」を開発・提供しています。
Web/EC/SNSなどデジタル媒体の多様化が進む中、企業は販促・マーケティング活動におけるDXが求められています。そうしたニーズを捉え、VPJはデジタルアセットマネジメント(DAM)を基盤に、商品情報管理(PIM)を統合した「CIERTO」を中核のソリューションとして展開しています。
「CIERTO」は、各種媒体の制作ワークフローの中核を担い、コンテンツ制作や配信における生産性向上とブランディング強化を支援します。さらに、各種媒体・コンテンツ制作におけるプロジェクトマネジメントを実現するワークマネージメント(WM)やオンライン編集とマルチチャネルパブリッシングを実現する(MCP)により、VPJのソリューションは媒体・コンテンツの制作・管理・配信業務の全てを強力にサポートします。
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