Pressrelease
プレスリリース
2022年07月28日
VPJ、デジタルアセット管理システム「CIERTO」に関する特許取得のお知らせ
株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(本社:東京都渋谷区 代表取締役会長兼社長:三村博明 以下、VPJ)は、同社が企画・開発・販売を行っているデジタルアセット管理(DAM)システム「CIERTO」のファイルシステムとデータベースの運用技術が日本特許庁により2022年5月12日に特許として登録された事を発表します。
「CIERTO」は企業の販促活動におけるカタログやWEBサイトそしてSNS等の媒体制作に必要とされるグラフィックスデザインや写真、動画やCGなどのコンテンツの制作・管理・配信をサポートするDAMソリューションです。「CIERTO」は主にコンテンツをクラウド上でデータベースとして管理する仕組みを提供します。一方大規模なグラフィック情報を取り扱うコンテンツ制作の現場ではファイルサーバーやNASストレージをローカル環境のファイルシステムとして導入し、ファイルサーバー上の「CIERTO」やクラウド上の「CIERTO」と連携する運用が求められています。
今回取得した特許技術ではコンテンツ制作現場に設置されたファイルシステムで操作された動き(フォルダ間の移動、削除、リネイム等)を監視する事により「CIERTO」のデータベースと常に一貫性を維持する事が可能になります。例えばファイルサーバー上で移動や削除されたデータはデータベースからも移動・削除されます。当技術が無いとファイルサーバー上で削除されたデータも「CIERTO」のデータベースにはゴーストデータとして残ってしまいます。
当特許技術によりコンテンツ制作に主軸を置くローカルファイルシステムでの運用を求める制作現場ではDAMシステムの「CIERTO」と連携出来る様になり運用効果が大きくなります。
@特許に関する概要
発明の名称 ファイルシステムとデータベース間でデータを伝達する、プログラム及び情報処理装置で用いる方法
特許番号 特許第7072275号
特許権者 株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
登録日 令和4年5月12日
デジタルアセットマネジメントシステム「CIERTO」について
VPJは1994年の創業以来一貫して企業の媒体制作環境を支援するITソリューションを自社開発や海外パートナーとの業務提携を通して提供して来ましたが、「CIERTO」は日本国内においてVPJが創業以来培ってきた経験と技術力の集大成として2016年にリリースされました。「CIERTO」が目指すコンセプトは企業の販促活動を支援するあらゆる媒体制作をサポートする事です。DAMを中核にプロジェクト管理システムや商品情報管理(PIM)システムそしてCMSやECサイト構築ソフトウエアとはAPIを介して連携します。大規模なデータ量を取り扱うことからクラウドだけの利用形態ではなく、オンプレミスでのライセンス提供もしくはローカルファイルサーバとCIERTOクラウドで同期を取る仕組みも提供しています。特に最近ではクラウド環境でのリモートワークにおけるクリエイティブワークフローの実現を目指してAdobe Creative Cloudと連携するプラグインを提供しています。
尚「CIERTO」はASPIC IoT・AI・クラウドアワード2019においてASP・SaaS部門総合グランプリを受賞しています。
本アワードは、特定非営利活動法人ASP・SaaS・IoT クラウドコンソーシアムが総務省などの支援により、日本国内で優秀かつ社会に有益なクラウドサービスに対し表彰を行うものです。
- 関連情報:CIERTO(シエルト)
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「CIERTO」は、デジタルアセットマネジメント(DAM)と商品情報管理(PIM)を統合した国内唯一のDXソリューションです。DAMは画像や動画そしてグラフィックス等のデジタルアセットの情報管理を行い、各種媒体・コンテンツの制作そして配信を支援します。一方PIMは商品情報を管理する事により、ECやWebそしてカタログ等の販促媒体に向けて、商品に関わる詳細な情報と、商品写真や動画をDAMとの連携によりシームレスに配信します。この様にDAMとPIMを統合した「CIERTO」の基本的な概念は、情報の一元管理とフォーマットの異なる媒体に向けたワンソースマルチチャネル配信、これによる生産性の向上とブランディングの統一を実現する事です。
「CIERTO」は日本国内における実績と先進性を評価され、総務省が支援する「ASPICクラウドアワード」において2019年に総合グランプリ、2024年には「CIERTO PIM」が準グランプリを受賞しています。現在「CIERTO」は、業種や業界を問わず、事業活動において媒体・コンテンツを活用する多くの企業のDX推進を支援する革新的なソリューションとして、幅広く導入されています。最先端AI機能やクラウドストレージ連携、オンラインコミュニケーションなど最新技術をいち早く取り入れ、進化し続けるDXソリューションです。
- 関連情報:【old】株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン会社概要
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□本社:東京都渋谷区渋谷1-2-5 MFPR渋谷ビル11階
□代表取締役社長:三村博明
□設立:平成6年1月6日
□資本金:3500万円
□事業内容:株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは、カタログ・新聞・雑誌・ウェブ・タブレット・モバイル・TV・CMなどのメディア業界のコンテンツ制作現場へ「IT戦略」を提案するシステムインテグレータです。これまで画像、テキスト、グラフィックス、ビデオ等コンテンツ制作に関わるアプリケーションと連携するワークフローの構築で経験とノウハウを蓄積してきました。
VPJが提供するソリューションは独自のワークフローシステムとデータベースなど最新のITをベースに構築されており、コンテンツの企画を手がける企業の販促宣伝部門・広告部門・広告代理店・出版社から、実際の制作を手がける印刷会社、デザイン事務所、映像プロダクション等へ幅広く納入されています。
- 製品・リリースに関するお問い合わせ
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- 株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
- TEL:03-4361-2018 FAX:03-4288-8617 Mail : info@vpj.co.jp