Pressrelease

プレスリリース

2011年04月27日

国内初、出版業向けSaaS「オンライン編集クラウド」を開始

-編集・制作の共同作業が事業所間・遠隔拠点・自宅からオンラインで実現、低コストなクラウド方式により編集部単位でサービス導入が可能-

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(略称:VPJ、本社:東京都渋谷区、代表取締役:三村博明)は注目を集めているSaaSの新たなソリューションとして出版業界向け「オンライン編集クラウド」のサービス提供を開始しました。「オンライン編集クラウド」はVPJが沖縄県宜野座村の同社データセンターを拠点に展開しているデジタルパラダイスのサービスの一つです。出版物の編集・制作業務を支援する最新のITワークフローを月額利用料金で提供するクラウドサービスです。本サービスを活用する事により、出版物の編集・制作に関わる編集者やデザイナー、カメラマンが遠隔拠点や自宅などから、クラウドサービス上で入校、デザイン、ライティング、校正、編集業務を共同で行うことが可能になります。そのため、編集・制作に関わるスタッフは自宅やそれぞれのオフィスから一同に集う事無く、本格的な編集・制作業務を行う事が可能になります。

<サービス概要>

東北関東大震災の発生に伴う、節電や省エネ意識の高まりから遠隔拠点や自宅を利用しオンラインで業務を行うリモートワークが注目を集めています。しかし、出版物の編集・制作の過程では、関係するスタッフ間のミーティングや原稿・校正紙の受け渡しなど、多くの業務は依然としてオフラインで行われており、本分野に対する解決策が求められています。

VPJが提供する「オンライン編集クラウド」は、オンライン上での出版物の編集・制作業務のプラットフォームとなるクラウドサービスです。利用者となる編集者やデザイナーは、クラウド上のマスターレイアウトファイルへAdobe InDesign/InCopy、もしくは専用の管理ソフトウェアを使いインターネット経由で、デザインやライティング、校正指示、進捗管理を同時並行で行います。全ての関係者がマスター上で直接作業を行うため、デザインレイアウトや原稿の受け渡しを行う必要がなくなります。また、常にオリジナルのマスターが存在するため、ファイルバージョンの取り違いや訂正漏れを防止します。

「オンライン編集クラウド」はクラウドサービスのため、編集者やデザイナーといった利用者はネットワーク接続環境があれば、自宅や外部拠点などシステムの利用場所を問わずに編集・制作業務へ参加することが可能になります。なによりも、安定したクラウド環境に編集ワークフローのプラットフォームを構築することにより、災害や環境に依存しない業務の平準化を図ることが可能です。 また、初期の高額な設備投資を伴わない低コストなクラウドサービスにより、スタッフが4-5名の編集部単位からサービスをはじめることが出来ます。

関連情報:株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン会社概要

1994年の創業以来、デジタルアセットマネジメント(DAM)を中核に「媒体・コンテンツの制作・管理・配信を支援するDX(IT)ソリューション」を開発・提供しています。
Web/EC/SNSなどデジタル媒体の多様化が進む中、企業は販促・マーケティング活動におけるDXが求められています。そうしたニーズを捉え、VPJはデジタルアセットマネジメント(DAM)を基盤に、商品情報管理(PIM)を統合した「CIERTO」を中核のソリューションとして展開しています。
「CIERTO」は、各種媒体の制作ワークフローの中核を担い、コンテンツ制作や配信における生産性向上とブランディング強化を支援します。さらに、各種媒体・コンテンツ制作におけるプロジェクトマネジメントを実現するワークマネージメント(WM)やオンライン編集とマルチチャネルパブリッシングを実現する(MCP)により、VPJのソリューションは媒体・コンテンツの制作・管理・配信業務の全てを強力にサポートします。

製品・リリースに関するお問い合わせ
  • 株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
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