VPJが提供する画像処理RPAソリューション「Claro」は、コンテンツ制作工程における大量の画像の補正/加工処理の自動化を実現します。出版社や印刷会社、広告代理店など様々な業種で導入されており画像加工作業の時間短縮や品質向上、コスト削減などの実績をあげています。

この度バージョンアップにより、生産性向上を実現する新機能を追加いたしました。
AIによる画像タグ付け・クリッピング処理自動化や、自動カラー調整・補正能力の向上などの新機能により、画像補正/加工作業における業務効率向上や品質向上を強力にサポートします。

AIによる画像の切り抜きの自動化が可能です。Claroの特定チャネルに画像を登録するとクリッピングパスが自動で取得され、レイヤー化されたファイルが生成されます。画像の背景や髪の毛などの細部の切り抜き処理も自動化できるため、手作業が大幅に削減できます。クリッピング処理後の画像はそのまま補正処理や承認/修正フローに進めることも可能です。

AIが画像を解析して要素を読み込み、自動で画像のタグ情報を取得できます。ファイル名へタグ情報を追加したり、XMPへキーワードを埋め込むことができ、情報を元に自動でチャネルを振り分けて画像補正フローへ進行させることも可能です。
DAMシステムと連携してメタデータとして取り込むこともできるため、手作業での属性登録が不要となり、画像管理工数を削減することが可能です。

Claroの処理エンジンの強化によりカラー調整・補正の性能が向上しました。高度なコントラスト調整やトーンの詳細調整が可能になり、画像の色味補正処理の精度が向上しています。
特定色域やブランドカラーの指定に合わせた画像補正処理、画像の縁取りライン付与など機能が強化されており、運用に合わせた個別設定も柔軟に行えます。

＜解析結果に基づく補正処理＞

＜Web用画像一括書出し＞

＜承認/修正フロー構築＞

画像の解析結果に基づき、各画像に最適な値を自動判別して補正が行われるため品質/精度の高い処理を実現

InDesignデータ内のリンク画像を一括抽出し、フォーマット/解像度など用途に応じて変換して自動で書出し可能

Photoshopと連携し、Claroによる自動処理前後の画像を並べて表示して承認/否認や追加修正を実行可能