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基本機能
多岐にわたるファイルプレビュー
CIERTOは画像、動画、3DCG、AdobeCC、PDF、さらにOffice、HTML、CADなど、あらゆるデータをプレビュー表示、または専用のオリジナルビューワーで確認できます。
サポートファイルフォーマット
InDesign,PDF,CAD,3D,word,Excel,Powerpoint,jpeg,png,tiff,RAW,photoshop,Illustrator,mp4,MPEG他多角的なコンテンツ検索手法
CIERTOは格納されている膨大なコンテンツから、ファイル名、フォルダ名、データ形式、登録日時、ファイル情報など、ファイルが有するあらゆる情報を使ってスピーディに任意のアセットを検索します。 これに加え、ファイルに紐づくメタデータ、注釈コメント情報など、運用上での付帯情報からの検索、全文検索、AI検索などあらゆる観点からの多角的なデータ検索により、多くの利用部門のニーズに対応します。
社内外を巻き込んだデータデリバリー
CIETROは汎用のブラウザから、各利用者に応じた許可権に基づいてデータアクセスが可能です。もちろん、インターネットを経由することで社外環境とのデータデリバリーも可能になります。 これにより各利用者は個人に付与された権限に基づいてデータをアップロードしたり、ダウンロードを行うことが可能になり、コンテンツ制作における社内外でのデータ共有が円滑になります。
メタデータ設計とメンテナンス
CIERTOのメタデータは利用者に応じて閲覧、編集権限を制御し幅広い運用に対応します。メンテナンスの際には、選択された複数データやフォルダ内の全データの属性情報をCSVインポートにより一括登録もしくはエクスポートが可能です。
柔軟なファイル操作
データの移動、コピー、名称変更、削除やフォルダ作成をブラウザから実施できます。移動、コピーの際にはドラッグ&ドロップによるシンプルな操作でCIERTO内のアセット整理が行え、 ファイルサーバ感覚で迅速なシステム構築が可能になります。
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媒体制作コラボレーション
ゲストユーザを巻き込んだコンテンツ配信
CIERTOではID・PWを保持する「ユーザ」から、保持しない「ゲスト」に対し、利用期限やアップロード、ダウンロード、閲覧、注釈指示などの機能を付与することが可能です。 これにより社外利用者や利用頻度の低い利用者に対してデータ共有や修正指示の依頼を行う際に、都度のID・PW発行を行う必要がなくなります。 また、急なデータ依頼や容量の大きなデータ共有にも対応できるため、利用者にとって使い勝手の良いデータ共有機能となります。
オンライン校正・進行確認
CIERTOでは管理対象の全てのデータに対してブラウザから注釈指示を行うオンライン校正作業が可能です。また注釈指示内容は、初校、再校、3校など校正段階ごとにデータと共に履歴を蓄積し、 過去の校正履歴を遡って確認することが可能です。ゲスト利用者も権限を付与されることで修正指示や、他の利用者による指示内容を閲覧できるため、注釈対象部門、人数が多い注釈・回覧業務においても幅広く活用することができます。
クラウドプロダクション
Adobe CCにCIERTOプラグインを搭載する事で、CIERTOに格納されているアセットに直接アクセスできます。各種制作アプリケーションからCIERTO内のデータをブラウズし、 InDesignではドラッグ&ドロップによる画像配置が可能です。この際、レイアウト用の低解像度画像を利用することでネットワークを介した作業でもスムーズに行えます。編集後は保存するだけで自動的にCIERTO内のデータを更新します。
バージョンデータ作成・閲覧・活用
同名ファイルを上書き保存することで、自動的にバージョンデータを作成、プレビュー閲覧、活用する事ができます。この機能を応用したオンライン校正業務では、 過去バージョンに記載された注釈コメントを参照するなどにより媒体制作を効率化します。
ファイル管理オートメーション
メタ情報の登録・変更やファイル移動・アップロードなどを起点に、メール・チャットの自動通知、コピー、移動、削除などファイル操作を自動化します。 データ入稿情報を関係者へ即時に共有したり、指定した日時での過去データの整理などで有効です。
メタ情報を含んだ画像一覧集作成と共有
任意のコンテンツをプレビューを見ながら選定し、属性情報を含んだコンタクトシートをPDF出力する事ができます。これによりPhotoShopによるコンタクトシート作成・出力が不要でタイムリーな商品選定リスト共有が可能になります。
コレクションによるデータ活用
CIERTOは利用者のみが閲覧・管理できる「コレクション(お気に入り)」を活用して業務を効率化します。利用頻度の高い画像、動画、資料を商談中にすぐに参照したり、上長に資料やコンテンツ内容の選定、チェックを依頼することが可能です。
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多メディア配信とブランド強化
画像形式変換ダウンロード
CIERTOに格納された画像データは、形式、サイズ、解像度、カラースペースを変換したダウンロードや簡易的なトリミングが可能になります。 つまり印刷用の高解像度のPSDデータを、Webサイトや企画書に活用するためJPEGやPNG形式に変換したり、ECモール用にサイズ変換を行うことが実現します。 これによりAdobe PhotoShopを保持しているデザイナーや制作会社への画像形式変換の作業依頼が不要になります。
動画ストーリーボード、静止画抽出
CIERTOは、動画データのプレビュー、再生を可能とします。これにより、容量の大きな動画データをPCやハードディスクごと移動し、関係者が一同に会してシーンを確認する必要がございません。 また最短1秒間隔でのストーリーボード表示により、該当シーンがどのタイミングに含まれているかなど、動画を全て再生しなくても事前に把握することが可能になります。 さらに任意のシーンのJPEG、PNG形式のキャプチャを取得することが可能です。
動画切出し、形式変換
CIERTOは画像データと同様に、動画データの形式変換ダウンロードが可能です。この際、形式変換だけではなく必要な秒間を指定して切り出すことができます。 このような簡易的な編集であれば編集プロダクションに依頼しなくても、自身でYouTubeやホームページなど、配信したいサイトに応じてタイムリーに適応させることができます。 会社紹介、商品紹介などの数秒間のショートCMをYouTubeへ配信する際などに有効です。
画像変換プリセットの活用
事前に定義されたプリセットを利用することで、WebサイトやECサイト用に最適化された画像を迅速に生成することが可能となります。プリセットはサイトの数に応じて多数設定することが可能であり、手動でのファイル変換の手間を削減します。
CI、VIコンテンツの適切な管理
CIERTOでは、ロゴ、商標、キャラクターなどのCI、VIコンテンツのカラー、フォント情報を適切に一元管理し、必要な素材を素早く検索・利用できるため、デザイナーやマーケティング担当者が迅速に適切なアセットを選択できます。
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利用制限とコンプライアンス
利用許諾、著作権情報、肖像権管理
CIERTOは、コンテンツに付随する著作権情報や肖像権の管理にも活用することでコンプライアンス強化を図れます。 各画像やコンテンツに対し、使用許諾期間、権利者情報、利用範囲などをメタデータとして登録し、使用期限のアラート機能により、無断使用や契約違反を未然に防ぎます。 さらに、肖像権に関する情報を一元管理することで迅速かつ正確な活用が可能になります。これにより、リスク回避と適切なコンテンツ活用をサポートします。
コンテンツの利用期限管理
CIERTOは、著作権や肖像権に基づくコンテンツの利用期限管理が可能です。利用期限が超過したコンテンツにはプレビューに透かしイメージを自動で差し込み、ダウンロードを制限することで不正利用を防ぎます。 これにより企業のコンプライアンス強化を図るとともに、企業間の信頼関係を向上させます。またリリース前の商品イメージを外部に漏洩させない手段として活用し、競合他社との販売競争にむけたソリューションとしても利用できます。
ダウンロード / アップロード申請
CIERTOのダウンロード/アップロード申請機能は、データ利用における承認プロセスを効率化します。利用者が画像やファイルのダウンロードやアップロードを申請すると、管理者が内容を確認し承認または却下を行えます。 これにより商標データなど秘匿性の高いコンテンツの利用ルールの徹底と、不適切なファイルの漏洩防止が可能になります。申請状況はリアルタイムで追跡でき、申請・承認の履歴も記録されるため、透明性の高い運用が実現します。
コンテンツの長期アーカイブ保管
CIERTOの長期アーカイブ機能は、利用頻度は少ないが将来的に必要となる可能性があるファイルを、低コストでアーカイブできます。アーカイブされたデータは、検索やリストアが容易に行え、必要なときに迅速に活用可能です。
ダウンロードプロファイル
ユーザーのニーズに応じたファイル形式や解像度でのダウンロードを自動化する機能です。例えば、画像を特定のサイズやフォーマット(JPEG、PNG、TIFFなど)に変換したり、透かしを追加した状態でダウンロードする設定が可能です。
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AIによる多角的なデータ検索
自然言語検索による近しいイメージ画像の検索精度の向上
CIERTOの自然言語検索機能は、使いやすさと検索精度を両立した先進的な検索ツールです。ユーザーが日常の会話のような自然な言葉で検索することで、AIが意図を理解し、関連性の高いデータを瞬時に表示します。 例えば、「夏の青い空」などの曖昧な条件でも、該当するデータを正確に特定することが可能です。これにより、膨大なデータから必要なアセットを素早く見つけられ、業務効率とクリエイティブな作業の生産性を大幅に向上させます。
類似画像検索による関連コンテンツの検索性向上
AIを活用して既存の画像データベースから視覚的に似た画像を自動で見つけ出す機能です。ユーザーがアップロードした画像や指定した画像に基づいて、色合いや形状、構図などの特徴を元に類似画像を検索します。 これにより、関連性の高いアセットを素早く見つけ出し、コンテンツ制作やマーケティング活動の効率を向上させます。また、検索結果は精度高く表示されるため、適切な素材の選定が容易になり、時間の節約にもつながります。
自動タグ付けによる検索性の向上
CIERTOではAI機能により、アップロードされた画像データに対して自動的に関連するタグを付与します。画像を解析し、人物、生物、物体、シーン、色などの各要素を識別して、それに基づいたタグを自動生成します。 これにより、手動でのタグ付け(=メタデータ入力)作業が不要になるだけではなく、必要なアセットを迅速に見つけやすくなるため、コンテンツ活用の効率が大幅に向上します。また、タグは編集・追加も柔軟に行うことも可能です。
OCR読み込みによる画像識別精度向上
OCR技術により画像内の文字を認識しテキスト情報を抽出することで、文字情報をタグとして追加し画像検索精度を大幅に向上させます。これにより、画像の中に含まれるテキストを認識し、検索時により詳細な検索結果を得られるようになります。
動画音声情報取込み
音声認識技術により、動画内で話されている内容を文字データとして抽出し、メタデータに登録します。これにより動画内のセリフやキーワードなどの詳細条件から動画を簡単に検索できます。 また、字幕生成や文字おこし作業の軽減にも貢献します。
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セキュリティとアクセス制御
ID / Passによるアクセス制御と利用制限、操作ログ集積
CIERTOはID/PWごとにアクセスできる領域や利用できる機能を制限することが可能です。これにより社内外の利用者に応じた運用ルールとデータ活用手法を管理者が設定していくことができるため、 自社にとって有益なDAM運用ルールを策定・構築することが可能になります。また利用者ごとの詳細のアクセスログ、操作ログを管理、収集できるため、万一のデータ漏えいや削除などの人的ミスなどを履歴から追跡していくことが可能です。
SAML認証による利用促進と制限
CIERTOはSAML認証サービスと連携し、ID/PWの入力を行わずにユーザー認証が可能です。この際、ID/PWに紐づく属性情報も認証できるため、任意の機能を特定部署にしか公開・使用させない、といった利用制御も可能です。
暗号化通信によるセキュア配信
CIERTOはSSL認証局より発行された証明書を使用し、暗号化通信による情報漏えいの軽減を実現します。外部環境とのデータ公開、共有などを行ううえで信頼性の高い通信環境を構築可能です。
二段階認証によるアカウント乗っ取りの防止
CIERTOは、ID/PW入力に加え、携帯端末のPINコード認証で個人を特定する二段階認証を提供。不正アクセスやアカウント乗っ取りを防ぎます。さらに、長いPWを設定せずとも、ID/PWの脆弱性を補うセキュリティ対策が可能です。
固定IPによるアクセス制限と働き方の多様性への対応
CIERTOは企業のIPアドレスを登録し、拠点外からのアクセス制限が可能。不用意な利用を防ぎ、情報漏えいリスクを抑制します。また、VPNで固定IPにアクセスすればリモート利用も可能で、多様な働き方を支援し人材確保に貢献します。
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画像一括加工・処理システムとの連携(※オプション機能 | Pixometry)
ホットフォルダベースの一括画像加工・処理ソリューション
Pixometryはホットフォルダをベースに画像加工・処理を自動化するサーバーベースのアプリケーションです。1つのホットフォルダに複数の画像処理パラメータを設定することが可能なため、 ホットフォルダに画像を登録するだけの簡単作業で最適化を実行します。画像の用途別に複数の変換チャネルを用意することで日々発生している画像加工の作業を大幅に削減し、生産性を向上します。
画像解析&品質チェックによる不要な画像処理作業負荷の低減
Pixometryは画像を解析し、解析結果に基づいて画像の自動補正を行います。 様々な情報をもとに補正前の画像が解析され、Pixometry独自のアルゴリズムを用いて自動で画像補正処理が行われます。 事前に画像を解析することにより一律の補正ではなく解析結果から計算された画像に適した補正を行えるため、品質・精度の高い画像処理が実現します。
Photoshopと連携した承認/修正フロー構築
Pixometryで自動変換した画像の処理前/処理後をPhotoshop上で並べて表示し、品質のチェックや承認/否認を行うことができます。また画像の修正が必要な場合は、Photoshopの機能を使用してアプリ上で直接修正を行うことができます。 全自動フローだけでなく半自動のフローを含めることで自社の環境にあった画像加工フローを構築することが可能です。
InDesignからの画像抽出/変換
InDesignに配置されているリンク画像の一括抽出・変換が可能です。レイアウト上のマスキングされた範囲のみを解析し、Web/ECサイト用など用途に応じてフォーマット・解像度・カラースペースなどの一括変換処理を実施します。
DAMなどの外部システムとの連携
画像のアップロード先にPixometryサーバ内のフォルダを指定するだけでなく、CIERTO(DAM)やネットワーク上のファイルサーバー内のフォルダを指定して監視させ、データ登録と同時に自動で処理をスタートすることが可能です。
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自動組版プラグインとの連携(※オプション機能 | EasyCatalog)
情報ソースと双方向連動を実現するInDesignプラグイン型自動組版
EasyCatalogは、Excel、Oracle、PostgreSQL、MYSQLなどあらゆるデータベースと連動し、InDesign上に商品情報と商品画像の流し込みを実行する自動組版プラグインソフトウェアです。 またデータソースとの相互連携が可能であるため、ソースデータからInDesignに流し込みするだけでなく、組版情報をソースに戻す事も可能ですので情報ソースの最新化を負荷なく行えます。
InDesignのパネルによる制作媒体とソースデータの整合性一致
EasyCatalogが取り込んだデータ内容はInDesignのパネル上に表形式で表示することができます。パネルはソート、グループ分け、フィルタリングを行う事ができますので、組み上げたい用途に応じて整理し、組版作業を実行できます。 さらにパネルとInDesignドキュメント、ソースデータの状態をそれぞれ比較することで、一致しない情報がある場合はパネル上にハイライト表示することでエラーを未然に防ぐことが可能です。
テンプレート/ライブラリ機能を活用した一括流し込み
InDesignのテンプレートやライブラリ機能を活用し、レイアウト作業を効率化することが可能です。台紙と小組で構成される複数のテンプレートを結合、配置しながら自動組版設定を行います。 さらにヘッダー・フッター・オブジェクト調整機能を合わせて利用する事で、連続・変動性のあるページ処理を設定できます。 InDesing上のテンプレートへパネルから配置したい情報をドラッグ&ドロップするだけで一括での流し込みを実行します。
表組み、自動長体、合成フォント、関数
そのほか、各種表への流し込みを行える表組み、テンプレートデザインに応じた自動長体、合成フォントの自動挿入、ソース上にない消費税価格情報を関数を利用して自動計算と流し込みを行うなど、様々な機能を提供します。
CIERTO-PIMとの商品情報連携
CIERTO-PIMで更新・管理される最新の商品情報と連携することで、より正確で迅速な商品情報連携を実現します。これによりカタログなど紙面への自動組版展開と並行してECサイトや商品サイトへのスピーディーな商品展開を実現します。
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CMS、boxなど他システム連携
国内販売実績ナンバーワンCMS、HeartCore CMSとの連携
CIERTOに格納した画像とそれに紐づくメタ情報をHeartCore CMSへ送り込むことが可能です。HeartCore CMSでは簡単な関数を用いてページレイアウトを柔軟に設計し、受け付けた画像とメタ情報をWebサイトに反映します。 各種アセットの管理、修正をCIERTOに任せ、HeartCore CMSはWEBサイト設計・配信に専念する事で、コンテンツ分散によるブランディング低下や管理負荷の増加を防ぎます。
WordPressとの連携
WordPressの編集画面からCIERTOに格納されているアセットを直接参照して利用できるようになりました。選択されたアセットは、プレビュー用のJPEGデータが自動でWordPressにコピーされ、Webサイトに配信されます。 このようにコンテンツ管理をDAMソリューションCIERTOで行うことで、各種Webサイトへのコンテンツ配信におけるデータ選定や検索、さらには画像形式変換などの業務負荷を大幅に削減します。
各種ECサイトへの商品情報配信
CIERTOのAPIを使用することで、CIERTO内に管理された最新の商品画像や商品情報を取得し、リアルタイムで各種ECサイトへ配信することが可能です。これにより掲載する商品画像を探したり、 ECサイトに適した形式やサイズに画像変換を行うなどの手動作業を削減し、ミスのない情報管理が可能になります。また簡単な連携設定で多様なECプラットフォームにも対応するので効率的なEC配信運用をサポートします。
容量無制限のboxとの連携
容量無制限のboxとの連携により、利用頻度や制作段階に応じたコンテンツ管理体制の構築が可能です。媒体制作段階では媒体プレビュー確認、画像変換、校正作業などをCIERTOで実施し、終了後はboxにアーカイブ、保管することが可能です。
APIを活用した各種基幹システム連携
CIERTOのAPIによる各種基幹システムとの連携により、仕入れ情報、商品情報、在庫情報などをリアルタイムで同期することが可能です。これにより、複数システム間での二重入力や手動更新の手間を削減し、データの正確性を向上します。